SDRチューナー

コンピューター
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RTL-SDR Blog V3を購入したので、簡単なレビューをしてみたいと思います。他のSDRチューナーと同じく、各種SDRソフトを使って広帯域受信機として使えます。

購入したのは、ドングル本体とアンテナ、基台、ケーブルなどがセットになったものです。Amazonで購入しました。

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吸盤タイプ

三脚タイプ

アンテナの基台は、吸盤タイプと三脚タイプの2種類が入っていました。吸盤タイプは、窓などの平坦なところにくっつけて使えます。三脚タイプは窓際などに置いて使うと良いでしょう。

アンテナのエレメントは収縮できるもので、全長約5~13cmの短いものと、全長約22~100cmの長いものが付いています。それぞれ、アンテナベースにねじ込んで使います。
エレメントをいっぱいに伸ばし1/2λのダイポールアンテナとすると、短い方が1100MHzくらい、長い方が140MHzくらいに同調するかと思います。短い方でADS-B、長い方でAirBandの受信といったところでしょうか。

SDRチューナーは、USBドングル、ケースに収まったものなど、色々なものが市販されています。今回購入したRTL-SDR.COMは、アンテナ接続コネクタがSMAになっており、接続が容易で確実です。

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私はもっぱらUSBドングルタイプを使ってきました。写真は、現在使っている主なもので、上段が今回購入したもの、中段は数年前にAitendoさんで\2,000位で購入したもの(現在は、R820T2を搭載した新バージョンが販売されています。)、下段は、中華製のワンセグチューナーDS-DT308SVで約10年前に\500位で購入したものです。\500で購入したDS-DT308SVでも、感度は劣りますが広帯域受信機として使えます。

今回、RTL-SDR Blog V3を購入したのは、ダイレクトサンプリングモードで短波帯も受信可能とのことで試してみました。

上記は、SDR-RADIO.COM v3を使い、21.074MHzで交信しているFT8の信号を受信しているところです。屋外にモービルホイップを出しただけのショボいアンテナですが、S9くらいまで振れています。このほかにも、ラジオNIKKEI第1 6.055MHz、ラジオNIKKEI第2 6.115MHz、9MHz帯の海外放送なども受信できました。

気になるのは発熱で、1時間も使っているとかなりの高温(40℃くらい? 手で触れます。)になっています。本体の温度が上がるとともに感度の低下も見られ、50MHz以上では気になりませんが、短波帯はかなり厳しい状態になります。放熱板、ファンなどを付けて、冷却する必要がありますね。

SDR用のソフトには、SDR#、HDSDR、SDR-RADIO.COMなど沢山あるので、お気に入りのものを使ってみてください。RTL-SDRのホームページに、サポートしているソフトを紹介していますので参考になります。

スマホで何でもできる時代ですが、SDRチューナーをパソコン、タブレットなどに接続して広帯域受信機を楽しんでみては如何でしょうか。

Windows用のドライバーをインストールする記事については、こちらでも紹介していますので参考にしてください。

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