今年(2024年)2月に気象庁が発表した暖候期予報では、地球温暖化や春まで続くエルニーニョ現象の影響等により、全球で大気全体の温度がかなり高くなり、全国的に気温は高い見込みとのことです。
https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P6M
近年の傾向として、猛暑日が観測される日数が増え、暑い夏となっています。
これらの状況を受け、熱中症対策として今年も熱中症特別警戒アラートの運用が4月24日より開始されます。
熱中症特別警戒アラートは気温、湿度、日射などの熱環境を取り入れた「暑さ指数(WBGT)」が35(予測値)に達する場合に発表するもので、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による重大な健康被害が生ずるおそれのある場合に発表されます。これまでの熱中症警戒アラート発表に加え、より熱中症対策の徹底など行動に注意が必要になります。
熱中症警戒アラートは、「熱中症予防情報サイト」から様々な情報が発信されています。個人向け、事業者向けにメール配信サービスなども行われているので、有効に活用し健康管理に気を付けたいと思います。
また、気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)のHPで、熱中症対策の事例が紹介されていますので、活用されるのが良いかと思います。