”測る”ことを通じて、社会インフラ、生活インフラを豊かで便利なものとするお手伝いをします。
 
北海道計測技術

化学分析関連コンサルティング

化学分析といっても、ほとんどの工程でガラス器具を駆使して行うものもあれば、某ドラマのように分析機器を駆使して行うものなどいろいろなやり方がありますが、いずれにしてもさまざまな試料のなかから、最適な手段で、目的となる物質を探す作業であると言えます。法令などで規制のあるものは、その分析方法について定められていますが、決められたとおり作業を行ってもうまく行かない場合もあります。不具合が発生した際に行う解析など、方法が決まっていない場合には途方にくれる場合もあるかもしれません。当方が長年携わってきた環境分析と、半導体関連の材料分析・工程評価などの知識と経験を、化学分析関連のコンサルティングとしてご活用いただければ幸いです。

1.分析メソッドの開発

 環境分析も含め、規格、基準が定められたものの多くには、その評価・分析方法が決まっているのが一般的です。一方、日進月歩で進められる技術革新により、評価・分析方法が明確になっていないものも多くあります。また、時間も含めた分析コストの低減が必要になる場合もあると思います。当方では、新規分析メソッドの開発、既存分析メソッドの新規導入、分析コスト低減のための改善など、必要な感度・精度、方法の堅牢性、時間、コスト、安全性など多くの要因を考慮しつつご支援させて頂きます。

2.分析機器選定の支援

 新規導入、更新など、分析機器を新たに購入する場面があるかと思います。分析機器については、各社から性能、価格に合わせ多くのものが発売されており、迷われる場合も多いかと思います。せっかく購入した分析機器ですが、オーバースペックであったり、期待していた分析結果が得られなかったりするかも知れません。当方では、お客様のご要望について詳しく聞取りをさせて頂いた上で、機器メーカーとの交渉も含め感度、精度、コスト、安全性などを踏まえ、機器選定のご支援をさせて頂きます。

3.分析マニュアル( 標準作業手続書 SOP )の作成

 公的な定めのある分析法も含め、正確性の確保、教育、技術継承のため、標準化を図りマニュアル化することが大切だと思います。文字が多い「読むマニュアル」は、作業中には使い辛く徐々に使われなくなるのが一般的で、長期間に人によって違った作業手順になり正確性を確保できなくなっていたりします。また、ベテランの方はマニュアルなど見なくても作業を遂行できると思いますが、思わぬところでミスを犯したりします。当方では、「見るマニュアル」の作成を心掛け、ベテランの方でも使える「作業チェック表」、詳しい解説を記載した「ノウハウ集」などのマニュアルも含めご提供いたします。

4.分析機器の簡易メンテナンス

 分析機器に不具合が生じた場合、メーカーの方を呼ぶと安心ですが、時間と費用が多く必要とすることがあります。初期対応、簡単なメンテナンスなど対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

5.教育支援

 1項、3項、4項などに係るご説明、化学分析の基礎、安全作業などについて、新人教育から中堅、ベテラン教育まで、時間、内容などご要望に合わせた資料の作成、講演会の開催、OJT教育など対応させて頂きます。お気軽にご活用ください。

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