最近発表される機器には、ネットワーク機能が備わりICT化、IoT化、FA化が進み、安全で便利な仕組みが提供されています。一方、少し前に導入され、ネットワーク機能が備わっていない機器もまだまだ現役で活躍していることと思います。これらの機器は一般的にオフラインで稼働しており、データの管理、運転状態の管理などに多くの人手と時間を要していると思います。しかし多くの機器には、シリアルインターフェイスなどを使った出力機能を持ったものが多く、ここにインターフェイスを付加することにより、本体を改造することなくオンライン化することができます。
当社では、オンライン化したい機器の仕様を伺ったうえで、付加装置の仕様を決め、お客様のニーズに合わせたシステムをご提供致します。
〇オンライン化するための機器仕様について
次のインターフェイスを持っていると、オンライン化が容易です。対象となる機器の取扱説明書、仕様書など、資料のご提供をお願い致します。
・シリアルインターフェイス（RS232C、RS485）
・制御用のPCが付属している
・接点出力
・DCアナログ出力
〇オンライン化の付加装置について
・基本的に、対象装置自体の改造等は行いません。
・機器仕様に基づき、機器からの信号を無線あるいは、ネットワークにより管理者などのPCに伝送します。
・無線化のシステムには、いくつかの仕様があります。詳しくは、無線データ伝送システムの資料をご覧ください。
・機器の情報を得るため制御信号を機器側に送る必要がある場合も、付加装置側で対応することもできます。
・温度、振動、照度など、機器に備わっていない情報についても、付加装置にセンシング機能を追加して収集できる場合もありますので、お気軽にご相談くだい。